♪包まれた二夜
会場の雰囲気でまず「きっとこんな感じになるかな〜?」ってほくそえんだり
頭抱えたり。お客さんを前にして、音だす前に御挨拶か、ちょいと演ってから
しゃべるかでも結構その日の方向も変わったりね・・・
それらはきっと自分の音楽の中に言葉が無い世界(器楽演奏)だから凄く
デリケートなポイントなんですよ。
〜MCも繊細な世界と私が言ってもいいですか?
で、歌手っていうよりコトバを届ける。マコリンの舞台はそっち系でした。
コトバに包まれた日!
詩人谷川俊太郎さんの詩の世界を、活字〜見るからメロディーを聞き、
そして目で演者を見る。これで平面の世界感がいきなり立体に溢れ、
物語になっちゃう想造の綴れ織り。
詩、言葉って直球でメッセージがやってくるんですわ!
「とおく」って曲の中でゴローが登場するのですが「名前からして毛深いんやろな〜?」
とおもっていたら「ゴローって犬ちゃう」とだれかがいった。えっ?犬?とひるむ山村・・・
「やっやっぱり毛深いやんか!」
お世話になって17年 ブリコラージュ名物で打ち上がる。
円卓の上で餃子を包む様子はそそられる、家族皆で包んでた。色々包まれた味でした!
そしてパンを通して、出会った画家田中今子さんと木工作家川端淑恵さんの新作展へ。
ちょいと早めに会場へ作品群を堪能する。 「みのり月の2人展」賑やかしライヴ
絵から発せられるふわっとしたメッセージが心地よい。
木の肌に無理な負担をかけない、木目を生かしたラインに繊細な匠の技をみる。
一緒に音楽を演ってる時とは別の顔がそこにある。
女性ならではの2人展、われらメンズの2人音!
Duoって2人展みたいなもんや・・・
優しい作品達に包まれた たおやかな時間でした・・・