♪ツアー日和
公演後の余韻、そして日常に帰っていくぽっかりとした時間
人によって色々な過ごし方があろうかと思いますが、
関東方面の終演後は原発の話で皆が一つになるシーンが多かった。
不確実な情報に、集って出会った人達が語り わかち合うかの如く・・・
生演奏のリアルな時間と不安な現実の狭間で。
3/11の三日後 坊主頭に刈り上げたN氏や、インドにショックを受けて帰ってきて
地震・原発でそのショックを越え、MCはほとんどそれを語った兄貴・・・熱かった。
最終日 岐阜の会場近くで道間違えた、けどOK!
デカイ桜が見えたので近づいていった。 「きれいや○〜」
と口に出しそうになった時、後方から御夫人の声で「奇麗やね〜」
と聞こえてきた。あまりに同時的だったので振り返ると眩しさに目
を細めて、首を少し振り感心しながら桜を仰ぎ見ていた。
優しい気持ちになったので「ほんまほんま」と声にならない声で
お返ししました。
目の前にある確かな事にぐっときて、気持ちが一つになったのです。